緊張ちゃんとゆるみちゃん

ツンデレ隠居系女子の日記/東京→北東北に移住4年目

ホッピングシャワー

たべることもすき。おはなし、おしゃべりするのもすき。

きょうもたのしかったー。下北の古民家のいいかんじのおされカフェを教えてもらって、わたしは苺と生クリームのやわらかいスコーンを食べて、友達はりんごにシナモンがきいたチーズケーキみたいのを食べて、交換もしたんだけど、おしゃべりがいそがしいとわたしは食べるのもすきなのに、食べることをすっかり忘れてしまって、気づいた頃にはコーヒーも冷めちゃってるし、

食べることとしゃべることと、それからコーヒーも冷めないように交互に飲みながら、適度に交換もして、ぽろぽろお洋服にこぼさないように食べるのはむつかしい。

お洋服にはたくさんこぼしてしまった。

食べながらおしゃべりすることは、いつも頭のなかがしっちゃかめっちゃかで、これまでは器用にできていると思ってたけど、じつはけっこう味とか食べることとか犠牲にしてきたのかなと気づいた。

たのしくおしゃべりしながら、おいしいねというのは、なかなか難易度が高いことだ。

帰りは友達と駐輪場のとこまで歩きながら、これまで行ったことのない奥な下北のほうも歩いたり、友達の友達が新しく大家さんになって作ったというおされなシェアハウスをこっそり見学したりした。一生で一度はシェアハウスに住んでみたいと、まじめに考えてる。ただし1年限定とかでだけど。

秋田では、大学生の草食ちっくな出で立ち男子とかはかわいいなあと思うけど、全体的にあんまり好みだと思える男子になかなかお目にかかれない。そんな反動からか、議員のおっさんもみな同じ顔に見えてしまうくらい、男子の顔にかねてからまったく興味のないわたしなのに、下北を歩いているサブカル男子は、みなわたしの好みでイケメンに見えるという錯覚現象を起こしてしまった。そのかわり、みな同じ顔をしたイケメンに見えてしまったけれど。

そんなこんなな脳内ホッピングシャワーな状態が、下北の街に溶け込む感じで心地よかった。