あごの弱さ
バックパック旅2日目は深夜に中東料理中毒な女子3人で中東料理をたらふく食べた。写真はレバノンのビール、オリーブやひよこ豆や茄子とかのディップ、マンサフ(ヨルダン伝統の肉料理)、あらゆるケバブなどなど。
だけど写真はごく一部で、とにかくおなかがはちきれて3人とも動けなくなるくらいたらふく食べた。
なかでも「マンサフ」という肉料理は、発酵させた乾燥ヨーグルトのソースで羊肉を調理した実に肉肉しい肉のなかでも肉の料理で、それにお米を混ぜて現地の人は手づかみで食べるみたいだけど、わたしにはあまりに肉肉しくて、ある問題が発生した。
それはお肉がとてもおいしいのに、肉中の肉すぎて、あごが疲れてしまうということだった。
一夜明けたいまも、あごが筋肉痛だ。
そう、わたしはあごの力が弱いのだ。噛む力が衰えている。
それを自覚してなかった数年前までは、わたしは、焼肉のホルモンやもつ鍋の肉は、飲むものだと思っていた。
あんなゴムみたいなものはかめないから、みんなも飲み込んでるものかと思ってたのだけど、あるとき飲み込みながら一緒に食べてた人にふと聞いてみたら、「んなわけねーだろ!」と言われ、自分の噛む力の弱さを自覚した。
マンサフを食べてるときも、みんなに比べていっこうに取り分けたマンサフが減らなくて、バケツの水をスプーンですくっているような果てしなさをおぼえたので、「あー、もうあごが疲れてきた!」って言ったら、「えー!?」って言われて、やっぱりあごが疲れてるのは3人の中でわたしだけだった。
あごのほうも少しずつ強くしていけたらと思います。