緊張ちゃんとゆるみちゃん

ツンデレ隠居系女子の日記/東京→北東北に移住4年目

目が合わせられない

きょうは大雪。お出かけするのも大変。お出かけしただけで、がんばった、っていう気になる。全然がんばってないけど。


ハロワから帰ってきて、熱いカモミールティーを飲んでる。おやつはなめらかプリン。


きょうも不眠が昨日よりも増してしまった。眠いのに眠れなくて、ついに日中も眠くてグロッキーになってしまって、昼なのに鈍色の雲や空に、もうどうにもならなさを感じる。


車の雪下ろしに時間がかかってしまってちょっとしか時間がなかったけど、お昼はいつものコーヒー屋さんへ。


なぜかあるときを境に、初めのころは普通だったのに、どちらからともなくお互い目を合わせるのが恥ずかしくなって、中学生か、というくらい目が合いそうになると避けるということを繰り返しているイケメンの店員のお兄さんが今日はたまたまいて、また目がひんぱんに合ってしまっては、超露骨に避けるということを何度もやってしまった。


これはいったい、なんなんだろう……。恋?いつから、なにが、どうして、そうなったんだろう……思い出せない。

 

どうしてちょっと目が合うだけでわたしはいちいちおかしくなってしまうようになってしまったんだろう。なぜ普通の人のように、ちゃんと目を合わせられないのだろう?普通の人に話すように話せなくて、きょどってしまっているんだろう?


だけど、世の中には、男性女性にかかわらず、自分がたくさんの人にもてていることを確認することそのものが好きな人もいる。

接客の仕事ならなおさら、ちょっとたぶらかしてリピーターを増やすのは店全体のためにもなるし、

ホストタイプだと、そうやって自分のファンとして貢いでくれる女性を増やして、いずれ独立したときに「俺のお客さん」として持ってきたいという算段もあるかもしれない。


これまでの経験上、わたしはイケメンという人に人たらしをされて悪い思いをしたことは一度もなかった。

イケメンだから人たらしがうまくなるのか、人たらしがたまたまイケメンだったにすぎないのかは分からないけれど、
イケメンという人は、女子を誤解させていると知っていながらも、こちらが楽しく誤解させてくれるくらいに余裕があるし、

自分の魅力を知り尽くしてる(と思える人が多かった)から、その魅力を最大限に生かしてお客さんを楽しませてあげようというサービス精神も旺盛で、

こちらもそのサービスに対して、気持ちよくお金を払えてよかったなあという気持ちが残るから、また来たくなってしまう。

そんなイケジョもいることだろう。


まあ逆に、サービスや接客業で、多かれ少なかれそういう要素を持っていない、むしろ、この人は不潔でなぜか人を不快にさせるなんてお客さんに少しでも印象づけてしまうサービス業の人がいたら、致命的というか、向いてないともいえるだろう。


そんなこんなで、今日はバレンタインデーだからということで、カフェラテをこんなふうにデコったものを、お兄さんが席まで持ってきてくれた。目をそらしながら「今日はバレンタインデーだから、生チョコも一緒にどうぞ」だって。わたしは終始うつむきながら恥ずかしすぎてどう反応していいか分からなくて、またきょどった中学生女子みたいに目をきょろきょろさせてしまった。うひゃー。

 

f:id:syabotenn:20180214155644j:image


おそらくこれは、あなたにだけ特別、という印象を持たせつつ、勘違いした女性ファンを増やすという作戦なのではないか。

 

同時に、あるときを境に目を合わせてそらすという反応をお兄さんがし始めたのは、草食系男子によくある「好き避け」をすることで、肉食系ではない腐女子に対応した新手のマーケティングなのではないかと警戒しながらも、早くもまたそれを確かめたくてまたそのお店に行きたくなってしまっているのでした。